小樽に初雪! 早朝の雷、昼間の霰、悪天候続く


 早朝から激しい雷に見舞われた10月20日(木)は、道内上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、霰まじりの雨が降ったり止んだりと荒れた天気となった。
1020weater1.jpg 札幌では、平年より8日、昨年より5日早い初雪を観測した。
 小樽でも雪が降り、14:00過ぎ、JR小樽駅周辺では一気に真っ白な雪景色となり、駅に降り立った観光客や学校帰りの高校生らは、突然の積雪に凍え、夏靴のため滑らないように足元を気にしながら、家路を急いだ。
 国道5号線も一時は真っ白になり、バスやタクシーなどの運転手もスリップをしないように、速度を落として走行していた。
 運河周辺では、倉庫の屋根や道路に雪がみるみる積もる様子に、外国人観光客は声を上げながら、記念撮影をする姿も見られた。
1020weater2.jpg
 銭函から買い物に訪れた女性は、「雪が積もるとは思っていなかった。夏靴なので困った。丁度来たバスに飛び乗った」と不安げに外の様子を気にしていた。
 その後、国道の雪は溶けたが、冷たい雨や霰が時折強く降り、荒れた天気が続いた。天狗山も雪化粧した。
 早朝5:00の気温は15.2℃。その後、徐々に下がり、10:00に7.9℃、13:58に最低気温2.6℃を観測した。
 札幌管区気象台は、石狩、後志地方では、強風や高波に注意。石狩、空知、後志地方では、急な強い雨や落雷に注意を呼びかけている。
 関連記事1 関連記事2