航空写真と地図で小樽を知ろう!チャレンジサポート


 NPO法人チャレンジサポート北海道(渡邊充康代表理事)は、小樽の街の航空写真や地図を展示するイベントを、12月9日(金)〜11日(日)、小樽市観光物産協会(色内2)3番庫ギャラリーで開く。
 小樽の街を撮影した現存する航空写真の中で、最古と思われる1948(昭和23)年と、カラー写真になってから初めて撮影された1976(昭和51)年、比較的新しい2012(平成24)年の航空写真を、2.4m×2.4mに引き伸ばした迫力あるサイズで展示。
 1948(昭和23)年のものは、米軍によって撮影されたもので、画像特有のゆがみなどを補正して何枚かを合わせ拡大したもので、今回初公開となる。
aerialphoto.jpg 明治時代から現代までの小樽の地図や海図も合わせて展示。国土地理院北海道地方測量部や、第一管区海上保安本部職員による地図の見方や海図の解説などを行う予定。
 また、昨年11月上旬に、特定非営利活動法人Digital北海道研究会が主催し札幌で開催した時には、3日間で約1,000名が来場し好評だったことから、札幌市内の1976(昭和51)年と2012(平成24)年の航空写真も同時に展示される。
 地図や写真を見て、小樽に興味を持ったり、小樽の良さを知る気づきを来場者に与えることを目的としている。
 同サポート北海道は、小樽の街づくりをサポートしようと今年4月に立ち上げ、20代から60歳代までの14名の男女が所属。
 新規就農者が営む蘭島の「ほほえみ農園」を支援し、自然体験を主体として活動している。専業農家が減少傾向にある中、もっと小樽の農作物を知り、野菜も美味しい小樽を広めようと活動。冬場は農閑期のため、まちづくり活動に重点を置き、今回のイベントもその一環で、平成28年度小樽市ふるさとまちづくり協働事業の採択を受けている。
 小樽の3時代の航空写真から、昔、自宅のあった場所や祖父母の家、町並み、畑が広がり、当時の商店街の様子、小樽公園周辺の昔と今などを見比べることができ、また、埋もれた情報やエピソードなど会話が広がることを期待。
 渡邊代表理事は、「小樽を楽しむきっかけに、友人や家族と来場し会話を弾ませてもらいたい」と話した。
 小樽の街を航空写真と地図で見てみよう
 12月9日(金)12:00〜17:00・10日(土)・11日(日)10:00〜16:00
 小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリー 入場無料
 問合せ:0134-64-9406・FAX0134-64-9506
 Digital北海道研究会
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