初雪かき!北運河も雪景色に


 道内は、発達した低気圧の影響で吹雪となり、交通機関に影響が出た。小樽での11月10日(木)の24時間降雪量(16:00現在)は7cmで、後志管内でもっとも多かったのは余市の11cmとなった。今朝、今年初めての雪かきを強いられた人も多く、小路や歩道では、ツルツル路面となり、市民は足元を気にしながら歩いていた。
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 北運河もすっかり雪景色となり、停泊中の船に積もった雪かきをする人の姿があった。花園グリーンロードも真っ白になり、ベンチや花壇にも雪が積もり、雪景色が広がった。
 11月1日から9日までの小樽の累積降雪量は、13cm(平年値5cm)を記録。札幌26cm(平年値1cm)、赤井川村では53cm(平年値6cm)、倶知安では52cm(平年値14cm)と、各地で平年値を上回っている。
 すでに10月20日に初雪を観測した小樽は、平年より7日遅く昨年より13日早かった。11月6日(日)に、今季初の積雪9cmを記録した。いつ根雪になるか気になるところだが、観測後もっとも早いのは1981(昭和56)年11月5日。遅い時で12月17日。平年、11月下旬から12月上旬にかけて根雪となる。
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 今年は、強い寒気が入ったため雪の降り始めが早かったが、11月11日(金)の気温は、4~5℃を経過し、日中は晴れ間が広がり、夜に湿った雪が降り出す予報。明後日は、最高気温10℃前後となり雨となる。一旦、積もった雪も溶け、4日・5日間、平年並み高めの気温で経過する。
 11月20日前後に、平年より強い寒気が入り、再び低めの気温となり、11月末に平年並みに戻る予報。
 札幌管区気象台によると、上川地方ではこの時期としては珍しく40cm前後の積雪を観測するなど、例年に比べて、降り出しが早いという。北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内では、平年値12cmのところ、75cmの積雪を観測している。
 札幌管区気象台
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