小樽スキー学校始まる 小中学生235名が参加


skyschool1.jpg 冬休み恒例となる小樽スキー学校(校長:林秀樹教育長)が、1月5日(木)・6日(金)・7日(土)・10日(火)・11日(水)の5日間の日程で始まり、上手にスキーを滑りたい子ども達が集まった。
 小樽市教育委員会と小樽学校スキー研究会(会長:上泉哲緑小校長)が主催する同校は、児童生徒に正しいスキー技術を基礎から教え、小樽の人すべてがスキーを楽しむことが出来るようにと、1951(昭和26)年、小樽スキー連盟主催の「小樽スキー学校」からスタートした伝統ある学校で、今年で66回目を迎えた。
skyschool2.jpg 年々参加者は減少傾向にあり、今年度は、市内の小中学校に通う小学4年生から中学生まで235名が参加。天狗山スキー場と朝里川温泉スキー場の2つの会場で実施され、同研究会員や教員など40名が講師を務めた。昨年度は269名が参加している。
 初日の5日(木)9:30から、天狗山スキー場ロープウェイ乗り場前で開会式が開かれ、小学生126名・中学生12名・講師17名が集まった。各班ごとに分かれ、ロープウェイやリフトに乗り山頂へ向い講習を開始。
 初心者から上級者までの指導が受けられ、参加者全員に、小樽学校スキー研究会のスキー協定に基づき、1級から5級までのバッチテストを4日目に実施する。最終日には検定証書と級別バッチが授与され、進級を励みに毎年参加する児童や生徒も多い。
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 山頂では、気温−8℃の真冬らしい寒さと雪が降り続く中、色とりどりのスキーウエアにゼッケンをつけた参加者が、班ごとに練習を開始。講師の手本を見ながら、列を作って元気にスキーを滑らせた。
 他のスキースクールも実施され、各コースの所々に、練習に励む子ども達の姿が見られた。
 天狗山スキー場では、亀裂のため滑走中止となるダイナミックコース以外の5つのコースは滑走可能となり、雪質のコンデションも良好だという。
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