老壮大学修了式 188名に修学証書授与


 小樽市老壮大学の修了式が、3月8日(水)11:00から経済センター(稲穂2)7階大ホールで開かれた。今年度は、60歳以上の市民235名の学生の内188名が出席し、修学証書を贈られた。
rosodaigaku1.jpg 書道科漢字・書道科かな・俳句科・園芸科・絵画科・絵手紙科・版画科の7つの科目10クラスの代表が、森井秀明学長から修学証書を授与され、1年間を締めくくった。
 式には、森井学長をはじめ、野坂和弘副学長(社会福祉協議会長)、佐藤幸子運営委員長(小樽日中友好協会会長)、横田久俊市議会議長、各講座の講師陣や学生らが出席した。
 森井学長は、「この1年間に経験したことを活かし、町づくりに向けて一緒に取り組んでもらいたい」と式辞を述べた。
 修了生を代表して書道科漢字Ⅱの乾哲郎さんは、「この1年間の体験を通じて、今日の長寿社会における熟年者として、充実した生きがいのある生活を楽しく過ごすことができた。これからの私達は、伝統ある小樽老壮大学の修了生として、各教室で学んだ心と技を高齢化社会に充分活用するとともに、小樽市民として悔いて恥じない生活を過ごしたい」と答辞を述べた。
rosodaigaku2.jpg
 書道かなⅠを受講した杉山茂樹さん(83)は、「受講して5年になる。筆を持つと背筋がぴんと伸び、習字を習う時が一番姿勢が良くなり、習字の時間がありがたい。来年度も続けるつもり」と話した。
 今回の修了生の中には、最高齢者92歳の書道科漢字の男性と俳句科の女性2名が含まれている。
 来年度の申込状況については、書道漢字Ⅱが定員を満たし、他の講座は、随時受付をしている。詳しくは小樽市老壮大学まで。
 入学式は、4月6日(木)11:00から同会場で開かれる。
 関連記事1 関連記事2