冬に逆戻り!雪に覆われる小樽


0323weather.jpg 3月23日(木)、暦の上での春に逆行するような雪が、小樽の街に降り続き、降雪14㎝を記録した。
 3月に入り、1日と10日に最大積雪90㎝を記録し、以降は順調に積雪を減らしていたが、23日には湿った春の雪が小樽の街を覆った。このところ、穏やかな天気が続き、10日に90㎝あった積雪深が、22日には60cmと30㎝も減らして、春への着実な歩み刻んでいたが、23日は、真冬に逆戻りし、家の屋根や道路を白一色に染めた。
 札幌管区気象台の記録では、22日の最大積雪60cmが23日には71㎝と11㎝も増加。降り積もった雪は、家や車の屋根を覆い、久しぶりの冬景色を演出した。
 東京では桜の開花宣言がなされ、3月後半に入り、日本列島は一気に本格的な春の到来を告げているが、23日には、北国北海道の春はまだ遠いと実感させる雪が降ったことで、雪かきに追われた市民は、まだまだ気を緩められないと実感していた。
 道路から雪が消えて、冬タイヤから夏タイヤに替えようとしていた市民は、やはり4月末までは、冬タイヤの履き替えができないとあきらめ模様だった。
 気象警報・注意報:小樽市