運河館"五月のせっく" 着付けや工作体験


0505museum1.jpg 小樽市総合博物館(色内2)運河館は、5月5日のこどもの日にちなみ「5月のせっく」を実施した。こども日は、市内の公的機関の施設の入館料は、高校生以下無料となった。
 会場には、明治40(1907)年頃の武者人形や、昭和30年代や平成の五月人形8組を展示し、日本の伝統行事を楽しんだ。
0505museum2.jpg 同館ボランティア5名による羽織袴や着物の着付け体験、実習中の北海学園1年生4名が指導する風車や手裏剣・兜の折り紙工作体験を実施。鯉のぼりが泳ぐ中庭では、けん玉・こま・輪回しなど、むかし遊びに挑戦することができた。
 10:00から始まった恒例となる着付け体験は人気があり、手際良く羽織袴や着物を着付け、すまし顔で五月人形をバックに記念撮影。大型連休を家族連れで楽しんでいた。
0505museum3.jpg 3歳と5歳(女)・6歳の3兄弟は、着付け体験に参加し、母親のカメラにとびっきりの笑顔で応えた。6歳のお兄ちゃんは「楽しかった」と話した。
 また、4歳と6歳の兄妹の母親は、「毎年、ひな祭りの時にも来ていて、子ども達も着物を着て喜び、記念写真を成長の記録として残し、楽しみにしている」と話した。
 同館・山本侑奈スタッフは、「着物を着る機会を設け、子どもも父母も喜んで撮影を楽しんでいる。毎年来館している家族もあり、同館は、地域に密着し貢献していると感じている。遠方からの来館者もありイベントが広まっている。開催し甲斐がある」と話した。
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