商店街によさこいの輪 3団体がパレード



 おたる春祭り最終日の5月28日(日)11:30から、市内の商店街をよさこい3団体が踊る「よさこいソーランパレード」が開かれ、沿道を大勢の観客が詰め掛け、迫力ある踊りを楽しんだ。
yosakoiparade1.jpg あいにくの雨で、梁川通りでは中止となったが、都通り商店街で3回、サンモール一番街で1回の演舞が披露された。
 今年で7回目となる同パレードでは、常連となったミナオ・ドーレくしろ、夢鼓動大地21、翔楽舞の3チームが出場。持ち味を活かした華やかな演舞を披露し、商店街の人々や観光客、市民に感動を与えた。
 石狩市に拠点を置く初回から参加している夢鼓動大地21が先頭を飾り、都通り商店街からスタート。沖縄と北海道を融合させた曲に合わせ、全員が鳴子の代わりに4種類の形や大きさが異なる琉球太鼓を持ち、森田一幸代表率いる踊り子みんなが、笑顔で華やかに踊り、観客から大きな拍手が沸き起こった。
yosakoiparade2.jpg 6回目出場のミナオ・ドーレくしろは、札幌・釧路支部の小学生から大人まで30名が出場。今年は「踊躍(ゆやく)2017響鳴」を披露。釧路のシンボル丹頂が描かれた衣装をまとい、息の合った力強い踊りで観客を魅了した。
 最終尾は、小樽商科大学よさこいサークル翔楽舞110名が出場。春祭りは新演舞を初披露する日と決めている。今年は、学生達が制作した演舞「慶陽(けいよう)」。衣装も初公開となった。
 広報担当の篠原美也子さん(3年)と演舞リーダーは、「過去の演舞の踊りを含めて、今年10年目の集大成となるものを作り、練習に励んできた」と意気込みを見せた。

 商店街の店主らも、商品を寄せて踊りの道を開け、よさいこ団体の華麗な踊りに見入っていた。観光客や通行人からは、惜しみない大きな拍手が贈られていた。14:00からは、堺町通りの六花亭・北菓楼前広場でも演舞が披露された。
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