小樽市医師会が役員改選!会長再任・副会長に新任2氏


 小樽市医師会(阿久津光之会長)は、6月2日(金)に役員改選を行った。
 新役員のうち阿久津会長を再任し、副会長に新任の柿木滋夫・鈴木敏夫の2氏を選任した。役員23人のうち、再任13人・新任10人。任期は2年。
 小樽市の医療事情では、これまで周産期医療を一手に引き受けていた協会病院が、退職した産科医師の補充が出来ず、撤退を余儀なくされたため、市内の総合病院から産科がなくなり、民間の一医院しか対応していないため、市民は札幌まで産みに行くことを余儀されている。関連記事
 森井市長は周産期医療の復活を唱えているが、就任2年が経過しても一向に進展は見られない。人口減少が続く中、小樽市の市立病院にも産科がないため、市民からも多くの苦情が上がっている。関連記事
 2期目の阿久津体制となった小樽医師会としても、総合病院で子供を産めない小樽市のお粗末な医療状況が突きつけられており、具体的にどう取り組んでいくかが問われている。
 小樽市医師会
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