通常議員総会開く!小樽商工会議所


0701occ.jpg 小樽商工会議所(山本秀明会頭)は、6月30日(金)10:30から、通常議員総会を小樽経済センター(稲穂2)で開催し、2016(平成28)年度7会計4億6千9百万円の決算や事業報告など4議案を承認した。44人が出席。
 冒頭、山本会頭は、市の人口減少について触れながら、「若者の外部流出を止めないといけない。若い人が定着する方向のまちづくりが必要」と危機感を示すとともに、観光客を受け入れるため上手に街を整備することの必要や、雇用の場を確保するための投資をきちんと取り込むなどの経済施策の大切さを話した。
 昨年度の事業報告では、第3号ふ頭周辺を観光拠点やにぎわい空間とすることを目指して実施した、飲食コンテナや物販コンテナを設置する社会実験「HATOBA・C・Y(波止場コンテナヤード)」や、サンモール一番街で、にぎわい空間創りのために行ったイベント「サンフェスティバル」など、同所が進める各種プロジェクト事業や政策提言・要望活動などについて報告がされた。0601-1130stamprally1.jpg
 特に、後志産農水産物の浸透・普及を図る「知産志食しりべし」キャンペーンでは、後志地域の道の駅や市場などを巡るスタンプラりーに約4,400人の応募があり、一定程度の効果があったことが報告された。
 この他、新たに市内で創業する事業者を支援する「創業支援サポート連携事業」では、昨年度20件が開業したことや、旧商工会議所ビルが市内企業に売却され、近く宿泊施設に転用されることなどについて報告があった。
 2017(平成29)年知産志食スタンプラりーは34店舗が新たに参加し、合計80施設で6月1日から11月30日までの期間で開催中。
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