小樽ゆき物語開幕!あいにくの暴風雨



 冬の小樽を彩る3ヶ月間のロングラン「小樽ゆき物語」が、11月11日(土)から、余市ゆき物語と同時に開幕した。
 小樽では、あいにくの暴風雨に見舞われ、オープニングセレモニーを、浅草橋街園から小樽市観光物産プラザ(色内2・運河プラザ)ワイングラスタワー前に変更し、16:00から開かれた。
 小樽観光協会推奨ご当地キャラクターのおたる運がっぱも駆けつけ、関係者や観光客ら約60名が集まった。
 主催者を代表して小樽観光協会・西條文雪会長は、「春夏秋冬とイベントが多いが、これからの小樽の魅力的でノスタルジックな雰囲気を醸し出す風景を楽しんでいただくとともに、おもてなしの心を感じ、冬の小樽の観光を楽しんでいただきたい」と挨拶した。
 MCは、FMおたるパーソナリティの野口沙代氏が務め、同イベントの見所を解説した。本日から1月31日(水)までの日没後から22:30まで、小樽運河浅草橋から中央橋まで、青色のLEDライト1万個で飾る青の運河。
otarusnowstory.jpg
 手作りのワイングラス2,000個を積み上げたワイングラスタワーは、写真撮影スポット。同会場で、期間中の土曜日限定で19:00から21:00までキャンドルを灯すキャンドルバーを開店。
 小樽市観光物産プラザ前庭には、1月31日(水)までの16:00から24:00まで、漁師が使う浮き玉200個を3mのツリーに飾ったロマンチックな浮き玉ツリー。
 JR小樽駅では、1月31日(水)まで小樽硝子工房から8作品が集うガラスアートギャラリーもスタートした。
 天狗山・朝里川温泉・スノークルーズオーンズの3つのスキー場と連繋し、3名の代表者によるPRも行われた。
 天狗山スキー場では、11月25日(土)からロープウエイ、12月9日(土)からスキー場がオープン。ソリエリアも設置し、ガラスアクセサリーと和菓子製作体験の他、レストランも充実。スキーを楽しむ以外にも、レーシングチームのポール練習コースをロープウエイから見える位置に設置して、見るスキーの観光にも力を入れた。


 朝里川温泉スキー場は12月9(土)にオープン。小学生にはナイター券を無料に。49年目となる長い経験を活かしたスキー場。
 スノークルーズオーンズでは、雪作りに励み、11月23日(木・祝)11:00にオープンを予定し、19:00から花火を打ち上げる。毎日、無料送迎バスを運行。11月中の平日は15:00〜22:00、土日祝は9:00〜22:00、12月1日から平日15:00〜23:00、土日祝は9:00〜23:00、1月の金・土は24:00まで営業。親子DAYやスタンプラリー・お笑いステージ等を予定。
 点灯式では、浅原富希子&小樽Sea of Graceの9名によるカウントダウンで、ワイングラスタワーが点灯。ゴスペル曲「Joyful-Joyful」「Life」「This is the day」の3曲を披露、華やかな雰囲気に包まれた。
 青の運河に彩られた運河会場では、強風による横殴りの雨となり、人はまばらだった。
 小樽ゆき物語・余市ゆき物語
 関連記事