手作りの幻灯機を作ろう!冬休み工作教室


gentouki1.jpg 市立小樽文学館(色内1・玉川薫館長)は、冬休み初日の12月23日(土)13:30から、同館企画展「暮らしと文学(あのころの小樽)展3 芝居小屋・演芸館・映画館」に関連した工作教室「幻灯機を作ろう」を、1階ミーティングルームで開き、小学1〜6年生17名が参加した。
 講師には、NPO法人小樽青少年科学技術の芽を育てる会・旭司益氏が務め、同館職員1名とボランティア4名がサポートにあたった。物作りの楽しさに触れ、教育普及を目的としている。
gentouki2.jpg 製作に先立ち、同館企画展を参加者全員で見学。企画展として取り上げられた映画館に関連して、映画の基になったと考えられる幻灯機についても触れながら、亀井志乃学芸員による解説があった。
 あらかじめ、厚紙に3つのパーツが書かれたものが用意され、参加者は、はさみを使って切り取るところから作業を開始した。
 慣れないカッターを使って集中してパーツを切り抜き、テープで止めて箱型にした。虫めがねとLED懐中電灯を組み合わせて、スライド投影機を完成させた。
gentouki3.jpg 暗い場所に移動して、透明のフイルムにクリスマスをイメージした絵が描かれたものを、製作した投影機で映し出すと、子ども達に感動が広がった。
 鈴木光輝君(小6)は、「紙を切る所が難しかった。工作は好き。上手にできた。冬休みの課題にしたい」と話した。
 1月7日(日)は13:30から15:00まで、同館ミーティングルームで「イヌ(干支)のマスコットを作ろう」を、1月13日(土)は13:30から15:00まで、同室で「雪の結晶の万華鏡」を製作するワークショップを開催する。
 詳しくは、市立小樽文学館(0134-32-2388)、又は市立小樽美術館(0134-34-0035)まで。
 関連記事