高度な"機動消火隊"! 3月1日から始動

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 小樽市消防本部は、専門的な知識と高度な消火技術を有する「機動消火隊」の運用を、3月1日(木)から開始した。
 消火隊の核となる部隊が発足し、様々な現場に対応でき、従来の活動レベルを更に上げ、排煙活動も可能となり、救助隊と連携して、これまで以上の活動が期待される。
 運用に合わせ、10:00から同署庁舎(勝納町10)1階車庫内で、土田和豊消防長をはじめ、宮越繁喜消防署長、同隊・臼井映仁隊長、隊員らが出席して、発隊式が開かれた。
 臼井隊長は、「訓練により高度な消火技術と知識の向上を図り、本市消防隊の指導的役割を担い、人材育成を行い、災害現場では、迅速な消火・救助活動と特殊災害に対応することで、小樽市民の生命・身体・財産を保護し、被害の軽減に努めることを誓う」と宣誓した。
 引き続き、土田消防長は、「多数の死傷者が発生する危険がある社会福祉施設火災や、社会的影響の大きい大規模倉庫火災はもとより、困難性・特殊性の高い大火災及び毒劇物災害に代表される特殊災害にも対応する部隊として、平成27(2015)年に計画され、職員の熱意と労苦を惜しまず努力のもと発足した待望の部隊。市民の生命・身体及び財産を守るため、災害対応力をより一層強化し、機動消火隊の活躍を大いに期待する」と訓示を述べた。
 平成27(2015)年から構想を練り始め、昨年7月13日に同隊を発足し訓練を行うことを決定。これまで、半年に渡り訓練を行い本日から運用を開始した。
 同隊は、警備課警備隊が務め、現在15名が所属、最低7名以上で任務にあたる。
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 多数の死傷者を伴う社会福祉施設等おいては、救助隊と連携し、内部検索・救出活動を実施。鎮火に長時間を要する倉庫火災など、困難性・特殊性の高い消火活動での中核的役割を担う活動、耐火建築物火災等においての活動障害となる煙の排出を行う排煙活動、有毒物質除染活動、応急救護所の設営し救急支援活動を実施。あわせて、消火隊全体の指導教育も担当する。
 同隊の運用車両は、昨年12月25日に新導入した放水塔付消防ポンプ自動車・40mはしご車・大型水槽車(水10t)・資材搬送車(水難救助等)の4車両。
 新導入した放水塔付消防ポンプ自動車(約9,500万円)は、4輪駆動車としては道内初めての導入。地上高13.7mまで伸び、通常4階・最大で5階まで対応。CAFS(圧縮空気泡消火)装置及び900リットル水槽を装備。より効果的な消火が可能となる、多目的消防ポンプ自動車。
 ブロアーを搭載することで、耐火建築物の火災で障害となる煙に対し、排煙活動も可能となった。小樽市消防本部を代表する部隊の運用が開始され、一層の期待が高まる。
 小樽市消防本部HP
 13mブーム放水塔付多目的消防ポンプ自動車