クルーズ客船の来樽客 屋外で税関検査

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 函館税関小樽税関支署(港町5)は、7月2日(月)9:00過ぎ、小樽第3号埠頭14番岸壁に8:00に接岸したシルバーエクスローラー号(バハマ籍船舶・6,130トン・全長108.11m)の乗船客105名のうち、小樽で下船する101名において、税関職員6名による手荷物検査を実施した。
 同船は、アメリカアラスカ州スワード港から、ロシア連邦コルサコフ港を経由して小樽港に寄港。オーストラリア人39名・アメリカ人31名・イギリス人7名・その他が乗船している。
zeikan1.jpg 同支署は、社会悪物品の水際取り締りを強化するために実施。今年度寄港するクルーズ客船22隻のうち、海外から小樽港に入港する10隻において検査を予定。本船は4隻目となった。平成29(2017)年度は16隻の検査を実施。
 乗船客が一時的な下船の場合は荷物が少ないため、船内で行うことが多いが、最終地点では下船者も荷物も多いため、狭い船内では時間を要するので、屋外テントを設置して行った。
 大型のスーツケースが船外に出され、乗客は自分の荷物を持って進み、テント内で、税関職員による対面検査を受けていた。必要に応じてX線車による検査も行い、何も異常がなければ終了。
zeikan2.jpg 近年、クルーズ船は短期間就海で、乗船費用も安価な設定が多くなったことから、密輸の手段に使われる懸念があり、より一層の取り締りを強化している。
 全国でクルーズ船を利用した主な事案は、平成30(2018)年4月、台湾から那覇新港に到着した台湾人男性旅客の携帯品検査において、靴底などに隠し持っていたケタミン約7グラムを摘発した。
 平成29(2017)年11月に、香港から那覇港に到着した中国人乗組員男性3名及び中国人女性1名が、金地金約27キログラムを密輸しようとしたところを摘発。金地金の価格は、1億2,500万円、脱税額は1,000万円。
 同年8月には、中国から長崎港に到着した中国人男性旅客の居室から、覚醒剤約6グラムを摘発している。
 税関
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