北海道消防設備協会小樽支部 予防マスク寄贈


firekoho1.jpg 小樽市消防本部(土田和豊消防長)は、9月20日(木)11:00から、消防庁舎(花園2)4階消防長室で、寄贈物の贈呈式が行われた。一般社団法人北海道消防設備協会小樽支部(稲穂1)・宮本英司支部長から、予防マスク3枚入り(2,000個)11万円相当の火災予防広報物が寄贈された。
 1999(平成11)年に設立された同小樽支部は、現在8つの事業所が加盟し、小樽市及び後志管内19町村を包含し、建物火災から地域住民を守り、安全で安心な街づくりに貢献することを目的に、様々な事業を展開中。住宅用火災報知機の設置促進もそのひとつに掲げ、2014(平成26)年度から、消防本部に寄贈の協力を始めた。今年3月には、消防団へ防火ホイッスルと防火のぼり(500個及び20本)を寄贈している。
firekoho2.jpg 今回寄贈となったものには、小樽市の防火標語や防火対策のポイント、住宅用火災警報器の設置等が書かれマスクが入っている。秋から冬にかけてインフルエンザ対策等でマスクを使用している人が多いため、マスクを選択し市民向けの防火広報や防火行事で配布する。
 宮本氏は、「秋の火災予防週間の啓発行事で使用していただきたい」と、積極的な活用を願った。
 土田消防長は、「市内では住宅用火災報知機の設置率が全道に比べて、10%低い状態で推移している。消防本部としても、設置率を上げたいと願い、同支部・宮本支部長からの理解と協力をいただき、秋の火災予防週間で寄贈物を活用した上で、積極的な活動を行い、設置率を上げ、市民の安心安全に繋げ、火災予防に全力を挙げたい」と述べた。
 10月15日(月)から、秋の火災予防週間が始まり、各消防署支署・出張所により、市民向けの啓発時に活用する予定だ。
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