小学校対抗で200名が親睦! ティーボール大会

 秋晴れとなった9月30日(日)9:00から、小樽公園(花園5)グラウンドで、市内小学校11校から児童200名が集う、小学校対抗のティーボール大会が初開催され、競技を楽しみ親睦を深めた。
 小樽少年野球軟式野球監督会・一般社団法人小樽ジュニアベースボールクラブが主催し、小樽リトルシニア球団と北照高校野球部の3年生が審判員を務めて協力した。
teeball1.jpg この大会は、ティーボールを通じて子ども達の交流を深め、健全育成に寄与し、楽しみながら野球のルールや基本技術を習得することを目的としている。
 ティーボールとは、野球やソフトボールの入門スポーツとして注目を集め、本塁プレートの後方に置いたバッティングティーにボールを乗せ、その止まったボールを打者が打ち、投手のいない野球に似たボールゲーム。
 同グラウンド内に4つのコートを設置。日本ティーボール協会のオフィシャル・ルールに準じ、低学年の部と高学年の部に分かれ、21チームがリーグ戦で対戦。
teeball2.jpg> 1チーム9名で1試合2回戦まで、3試合実施し、勝利数・敗戦数・総ホームラン数で順位を決定。その後に決勝トーナメントを実施。
 競技に先立ち、開会式を開催。小樽少年野球監督会・吉井良治さんより開会宣言。名誉大会長の株式会社小鍛冶組代表取締役小鍛冶洋介社長は、「ティーボール大会を通じて、野球の楽しさを知ってもらい、力を合わせて優勝目指してもらいたい。スポーツ教室でもスポーツの楽しさを体験してもらいたい」と挨拶。
 迫(はざま)俊哉小樽市長は、「クラスや学年・学校を超えて、同じ競技を楽しめ、仲良く交流を深めることができる。それがスポーツの良さでもある。ティーボールを通じて野球に関心を持ち、今日1日、元気にプレイしてもらいたい」とエールを贈った。
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 北照野球部・中山達之介さん(3年)は、「野球とはどんなものか知ってもらえればと思う。北照高校とリトルシニアが全力でサポート。楽しく怪我なく参加してください」と挨拶した。
 日頃、野球チームに入部している子ども達はユニホーム姿で、一般参加者は動きやすいスタイルで参加。会場には、多くの父兄が応援に集まり、野球チームの監督は作戦をアドバイスした。
 9:30から始球式が行われ、Aコート第1試合は、入船小と稲穂小の高学年が対戦。野球チームの入船フェニックスと稲穂スラッカーズメンバーも加わり、迫力ある試合展開。稲穂小5年の日下部優ちゃんは、「打てたので楽しかった」と話した。
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 兄が以前チームの選手だった入船小1年の廣木萌ちゃんは、「打つところを頑張った」と話し、今後について母親は、「本人次第」と温かく見守っていた。
 グラウンド中心部では、株式会社ミズノの協力でスポーツ教室が開かれ、空き時間を活用して、ソフトハンマー・エアロケット・フライングディスクを体験。上位20名に景品が用意された。
 元気に競技に取り組む子ども達の姿に、声援が飛び交い、スポーツ日和となった9月最後の休日を楽しんでいた。