音読カップに77名挑戦!読む力や表現力を育成


 11月10日(土)9:00~16:00に、小樽市教育委員会は、小樽市民会館(花園5)で、小中学生を対象とした「音読カップ」を開いた。
ondokucup1.jpg 小学低学年部門19名・中学年部門22名・小学高学年部門18名・中学生部門18名が、それぞれエントリー。国語の教科書から気に入った物語を選び、その中の文を、感情を込めた音読で競い合った。
 読み手として聞き手に内容を正確に伝え、日本語の美しさを体感することを通じて、児童生徒のことばに対する興味・関心を高め、各学校における国語力の向上を図ることを目的として、今年で6回目となる。
 各学校の代表が練習を重ね、レベルの高い発表となった。
ondokucup2.jpg 審査員には、gift of voice代表の石橋八千代氏、市立小樽図書館・鈴木浩一館長、FMおたる総合プロディーサー・村岡啓介氏、北海道放送アナウンサー・鎌田強氏、小樽市教育委員会・小澤倭文夫教育委員の5名が務め、発声や発音・正しい抑揚・適切な速度や間の取り方・芸術点などを厳しく審査した。
 各学年によって制限時間も異なり、低学年では「スイミー」、中学年では「一つの花」、高学年では「海の命」、中学生では「星の花が降るころに」が多く題材に選ばれていた。各部門の上位3名には、金・銀・銅賞が贈られ、カップ及び賞状が贈呈される。
 高学年部門に出場した赤穂茜音さん(6年)は、「カレーライス」を題材に選び、「できる時は、毎日練習した。お父さんの怒っている声を出すのが難しかった。本番では練習の成果を十分に出し切れなかった」と話していた。
 金 賞 (小樽ロータリークラブ賞)
  小学校低学年の部 わたなべ はのん (山の手小1)
  小学校中学年の部 かがた さら (望洋台小3)
  小学校高学年の部 のりた みき (桜小6)
  中学校の部    さくらい あやか (長橋中2)
 銀 賞 (絵本・児童文学研究センター賞)
  小学校低学年の部 おとざき ことみ (花園小2)
  小学校中学年の部 いわもと しおね (潮見台小4)
  小学校高学年の部 あいざわ あかね 桂岡小6)
  中学校の部    せんば ことは (向陽中2)
 銅 賞 (小樽商工会議所賞)
  小学校低学年の部 こず さくら (桜小2)
  小学校中学年の部 なかやま さゆう (銭函小4)
  小学校高学年の部 えちごや さつき (山の手小6)
  中学校の部    いしおか ここな (潮見台中1)
 小樽の子ども達の学力向上のために
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