後志自動車道小樽JCT~余市IC間 開通

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 NEXCO東日本北海道支社が建設を進めていた、後志自動車道小樽ジャンクシション(JCT)~余市インターチェンジ(IC)までの23.3kmが、12月8日(土)15:00に開通。
 降雪に見舞われ、50kmの速度規制となったが、待ちわびた人が大勢訪れ、後志道余市本線料金所前には長蛇の列ができ、しばらく渋滞が続いた。
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 開通に先立ち、14:20から同料金所入口ゲート前では、営業開始セレモニーが開かれ、事前に申込んだ20名のうち、開通第1号車~第5号車のドライバーに、同社札幌管理営業所・西山仁所長から証明書と記念品が贈られた。
 記念すべき第1号車の権利を射止めたのは、標茶町在住の佐藤茂雄さん。11月22日から並び始め、30日に第1号の整理券を獲得。大沼での高速道路開通時にも1番になったという熱心なファン。これからの高速道路に「観光の活性化に繋がれば」と期待を寄せた。
 小樽在住の桑原秀樹さんは、家族とともに8台目で通過。「高速道路は全国でできていても開通時に参加することは厳しい。地元での開通を家族で体験しようと申し込んだ」と話した。
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 15:00の開通時には、関係者30名ほどが道路横に並び、通過する車両を拍手で見送った。事前申込みの車両に続き、一般車両が途切れることなく通過。開通への関心の高さが伺えた。
 後志自動車道は、2006(平成18)年3月に余市IC – 小樽JCT間の実施計画を認可され、2010(平成22)年3月に同間の用地着手、2011(平成23)年3月に工事着手し完成。後志・道央地域などの連絡の強化を図り、沿線地域の安全・安心を確保するとともに、産業・経済・観光等の発展に資する高規格幹線道路になると期待を集めた。
 天狗山トンネル(2,978m)・新光トンネル(464m)・忍路トンネル(320m)など7本のトンネル(8.2km)と15の橋梁(3.2km)で、全長の約5割を占める。
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 同道路の開通により、札幌中心部から余市方面まで74分かかるところ、約19分短縮され55分となった。
 トンネルとトンネルの間に、道内初のテント素材のスノーシェルターを設置。随所に最新技術が使用されている。
 津波発生時の広域避難路や緊急輸送道路として、観光シーズンの国道5号線の渋滞を緩和、最も近い三次医療施設である札幌手稲渓仁会病院への搬送時間を短縮、振動の少ない安定搬送、農水産品の輸送の利便性が向上。今後さらに、倶知安までの延伸を予定している。
 ドラぷら
 後志自動車道(余市IC~小樽JCT間)、平成30年12月8日(土)に開通
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