中村善策風景画とピアノの共演!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


nakagawaart1.jpg 市立小樽美術館(色内1)の特別展「中村善策と小樽・風景画の系譜」関連事業として、小樽在住のピアニスト中川和子氏によるミュージアムコンサート「風景画とピアノの共演」が、企画展示室で行われた。
 絵画に囲まれた中にピアノを設置した会場で、市民ら85名が、生のピアノ演奏を間近で楽しんだ。
 同特別展は、中村善策ホール開設30周年と没後35年を記念し、初展示から晩年までの風景画代表作品や、中村を敬愛した小樽を代表する画家たちの作品も展示されている。
 中川氏は、「絵画に囲またコンサートはとても嬉しい」と喜び、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲のピアノソナタイ長調Kv.331で始まり、第3楽章は馴染み深い「トルコ行進曲」を演奏。
nakagawaart2.jpg 絵のイメージからクロード・トビュッシー作曲の「月の光」、叙情的でほっとするハワード・スケンプトンの現代曲、シャルル・ケクラン作曲「海と風景画Op.36」などを選曲し、中川氏は、「絵とタイトルが同じで、ほっとする曲や、力強かったり、いろいろな音色がある。4つ目に弾く曲は、花をつけたリンゴの木の歌で、善策氏のリンゴの花と同じタイトル。初めて演奏する曲もあり、弾くうちに新しい発見がある」と話し、心を込めた演奏の音色と風景画の共演に、午後のひと時を優雅に過ごした。
 アンコール曲は、フランク・ブリッジの「心のやすらぎ」を演奏、1時間ほどでコンサートは終了した。
 ピアノを習って5年目の加賀田沙良さん(小3)は、「近くでピアノを聞き、綺麗な音だった。絵筆には細いものや太いもの、色にも濃かったり薄かったと様々で、ピアノの音色にも同じドでもいろいろなドがあった」と話し、母親は、「絵と音楽の表現が違うが、温かさや穏かさ、共通点があった」と満足した様子だった。
 中川氏の演奏会を何度も聞いている男性は、「絵に囲まれてピアノが聴けるのは、素晴らしい」と話した。
 関連記事1
 関連記事2
 関連記事3