小樽駅前ギャラリーで鈴木文雄風景画展

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 伊達市在住の洋画家・鈴木文雄氏(80)の風景画展が、3月24日(日)から31日(日)まで、小樽駅前ギャラリー(稲穂2)で開かれ、洞爺湖や小樽運河、ニューヨークなどの風景画22点を展示している。
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 鈴木氏は夕張市生まれで、曽祖父が画家だった影響か、中学校の美術講師として赴任。文部省の派遣で、ニューヨーク日本語学校の講師を務め、3年間の渡米経験もあり、現在、伊達市と室蘭市で絵画教室を開いている。
 50年以上も絵を描き続け、洞爺湖に魅せられ、四季折々の表情をキャンバスに捉えている。中でも、秋の早朝、朝日を受けて輝き始める高台から見える洞爺湖の風景「薄明り」を油彩で描き、2017(平成29)年55回記念全展に出展し、内閣総理大臣賞を受賞。同じ場所から、夏空と活き活きとした緑の木々の風景「風わたる」も、ぜひ鑑賞してもらいたい作品だという。
 これまで数々の賞と個展を開催し、2018(平成30)年5月に洞爺湖温泉に常設の「鈴木文雄キャラリー」をリニューアルオープン。日本美術家連盟会員・全日本美術協会委員。
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 鈴木氏が描く小樽運河は、同市の中で一番好きな場所で、これまでとはちょっと違う色使い。古平やカムイ岬、地球岬は作風を変えて取り組んだ。
 室蘭のライオンズクラブの冊子の表紙になった「玉響(たまゆら)」や、40年前にニューヨークに赴任した1979(昭和54)年~1982(昭和57)年に見た風景、通勤街道のハドソン河岬、2015(平成27)年にインドネシアバリ島を観光した時の作品も展示している。
 今後、「悩みや苦しみを聞いて、それを意欲や願いごとの表現のために、絵を通して手助けができればと思う」と話し、「心の喜びも悲しみも絵に現れているので、見て感じてもらいたい。まだ見ていない人は、あと2日間あるのでご覧いただきたい」と話した。
 鈴木文雄風景画展 3月24日(日)~31日(日)10:30~17:00(最終日15:00)
 小樽駅前ギャラリー(稲穂2) 入場無料