運行開始!蒸気機関車アイアンホース号

 小樽市総合博物館本館(手宮1)に動態保存中の蒸気機関車アイアンホース号は、約6ヶ月間の冬眠を経て、大型連休初日の4月27日(土)から通常運行を再開し、待ち焦がれた子どもから大人までのファンが大勢乗車し賑わった。

 好天に恵まれたGW最初の日曜日28日は、11:30の便に大勢の家族連れが訪れ、急遽、臨時便を11:10に運行し、約150名を乗せて200mのコースを往復運行。中央駅には、乗車しきれなかった人が列を作って並び、11:30の通常便を10分ほど遅らせ、約50名を乗せて運行。午前中だけで、約200名が乗車体験を楽しみ、迫力ある勇姿が復活した。

 転車台による方向転換や客車との連結、切り離しの様子も見学できた。構内には、桜の木がところどころにあり、車窓からは5分咲きの桜を眺め、花見気分も味わえた。

 同車両の体験乗車は、小さな子どもから大人まで人気を集めているが、一昨年の10月に重大な故障が見つかり、大阪で修理を行っていたため、昨年のGWはやむを得なく運休していた。今年は、無事GWからの運行が開始できた。

 GW期間中は、29日(月・祝)まで運行し、30日(火)・5月1日(水)は運休。2日(木)から6日(月)は運行する。今シーズンの運行は、10月20日(日)までを予定。

 札幌から訪れていた4歳の男の子は、「楽しかった」と話し、「アイアンホースが大好きで、他の展示中の電車を見るのも好き」と母親は話した。

 ◎総合博物館〜アイアンホース号

 ◎アイアンホース号運行カレンダー(pdf)

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