桜爛漫!花見客繰り出す 手宮緑化植物園

 

 小樽の桜の名所のひとつ、手宮緑化植物園(手宮3)の桜が、昨年より5日早く開花、5月1日(水)にはほぼ満開となり、10日間のGWを折り返した5月3日(金)も満開が続き、朝から、家族連れやデイサービスの外出など、多くの花見客で賑わった。

 園内にある緑の相談所・飯田守指導員の予想が見事的中。GWが満開期間と重なった。

 一番早くに咲くエゾヤマサクラやシデコブシなどが枯れ始め、エソヤマザクラとソメイヨシノが交互に植樹している桜の坂は満開となり、まさに桜のトンネル状態で、花見客を喜ばせた。桜をバックに記念撮影したり、芝生で寛ぐ姿が見られた。

 

 満開の木が多い中、八重・イトククリ・フゲンンゾウ・カンザンのサトザクラは、まだ蕾で、見頃は5月中旬を予定している。黄色の花が珍しいウコン桜も5月中旬を予想。桜の花見は、20日頃まで楽しめ、その頃には、エゾヤマツツジも咲き始めるという。

 園内で一番遅く咲くフゲンゾウは、6月中旬頃まで花を観賞ができる。飯田さんは、「今年は、桜の当たり年です」と話していた。

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