喜久屋書店が混迷!同名書店“破産”の余波

 ウイングベイ小樽(築港11)にある大型書店・喜久屋書店は、道内コープさっぽろ店で同名の喜久屋書店8店を経営し資本関係の全くない、株式会社BOOK JAM K&S(千歳市)が5月13日に破産したため、その余波の風評被害に混迷し、ネットで、「ブックジャムお知らせ」をアップ。小樽店は、通常営業を続けていると報じている。

 コープさっぽろ南小樽店の1階には、喜久屋書店ブックジャムが営業し、買い物客の市民に親しまれていた。しかし、5月中旬には、同店の書棚から全書籍が撤去され、白布で覆われた空間が広がるだけとなった。

 この空間に数枚の告示書が貼られ、5月13日に、株式会社BOOK JAM K&S(千歳市)の破産開始手続きが決定したことを知らせた。同社の負債額は2億4,000万円。

 喜久屋書店を全国展開するキクヤ図書販売(本社・神戸市兵庫区)と、喜久屋書店ブックジャムとは、資本関係はない別会社。書籍の納入をするだけの仕入れの関係で、同名の書店名の使用で今回の混迷が広がった。

 ネットでも様々の関心を呼んでおり、論議が盛り上がっている。

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