小学校対抗ティーボール大会で交流!

 小鍛冶組杯争奪2019小樽市小学校対抗ティーボール大会が、8月24日(土)8:15から小樽市花園グランド(花園5)で開かれ、小学生246名が参加した。

 小樽少年野球監督会と小樽ジュニアベースボールクラブの主催で、昨年に続き2回目となる今回は、菁園中学校吹奏楽部によるオープニング演奏、ものまね芸人の桑田真似さんとリトル清宮さんをスペシャルゲストに迎え、会場を沸かせた。

 ティーボールは、野球やソフトボールの入門スポーツとして注目を集め、本塁プレートの後方に置いたバッティングティーにボールを乗せ、その止まったボールを打者が打ち、投手のいない野球に似たボールゲーム。

 この大会を通じて子ども達の交流を深め、健全な育成に寄与し、楽しみながら野球のルールや基礎技術を習得することを目的としている。

 9:30から、同グランド内に4つのコートをとり、高学年部12チームと低学年部9チームに分かれて対戦。小樽リトルシニア球団と北照高校野球部3年生13名が審判員となって協力した。ピッチャーの桃枝選手の姿もあった。

 日本ティーボール協会のオフィシャル・ルールに準じ、1チーム9名で試合は2イニング制・制限時間は15分、決勝戦のみ3イニング制で時間は無制限。得点が同点の場合は両チーム3名によるジャンケンで勝敗を決める。

 野球チーム所属の参加者はユニホーム姿で、無所属の参加者は動き易い服装で参加し、思いっきりボール目かげてバットを振り、懸命に走った。家族や友人、チーム監督らが声援を贈り、グランドに歓声が飛び交った。

 高学年の部で、稲穂チームと対戦して負けてしまった高島Bチームの石山日向さんと石坂なつさんは、「上手く打てなかった。アウトにならないようにできれば、ボールを打ちたい」と悔しそうだった。

 北照野球部の中村選手と高橋選手は、「野球人口が減る中、このような大会を小樽市で取り組み、子ども達も楽しそうでとても良かった。頑張って協力したい」と話した。

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