まちゼミおたる48講座 知識やコツ・楽しみ方を伝授

 小樽まちゼミ実行委員会(中村全博委員長)は、10月15日(火)~11月15日(金)に、第3回目となる「まちゼミおたる」を開講。知識やコツ・楽しみ方等を伝授する48講座を予定している。

 

 10月10日(木)から、参加したい講座に店舗に直接、または電話で申込む。一部を除き受講無料で、受講者全員にオタルンカード50ポイント付加の特典付。

 

 商店街の店主が中心となり、商店街の活性化や個店の実践力の強化を目的としているが、商店街以外の店主にも参加を募り、商店街を越えた講座も集まった。

 

 今回は、堺町特集として6講座を開講。きもの辻忠(堺町1-17)の気軽に普段着の着物を着る初級編や小樽ポセイ丼(堺町4-9)のホタテと牡蠣お美味しい焼方、小樽洋菓子舗ルタオ(堺町7-16)の旬の野菜を使った料理教室などが加わった。

 

 1枚のタオルから頭皮や髪に優しいタオル帽子の講座は、よろず工房(真栄1)の木村由紀子さんが講師を務める。

 手芸のぎんざでは、ミシンの手入れと使い方をプロの講師が伝授。ティッシュケースやコースター、ハーバリウム、手ぬぐいのあずま袋、コサージュなどを指導する。

 

 同・鳴海大代表取締役社長は、「ソーイングを楽しんでもらいたい思い、2回目の参加となった。店の雰囲気や店主の様子、コミュニティー事業の場を提供してもらい、皆さんに楽しんでもらいたい。店にとっても、これを機に、商売に繋がれば」と期待を寄せた。

 

 2002(平成14)年愛知県岡崎市で同ゼミがスタートして以来、全国で約400地域、道内では20地域で実施され、年々広がりをみせている。

 

 小樽では、2018(平成30)年2月に29講座でスタートし354名が受講。2回目の2018(平成30)年10月には、38講座で394名が受講している。3回目となる今回は、48講座を開講する予定。

 

 ◎第3回まちゼミおたる(外部)

 ◎関連記事