2020年おたるカレンダー 魅力ある6シーズン掲載

 小樽市民会議(大渕勝敏会長)主催の「2020年おたるカレンダー」が、このほど800部完成した。

 

 同カレンダーには、四季折々の魅力ある小樽を撮影した写真を掲載。小樽の良さを全国に発信しようと、2001(平成13)年用から始まり、楽しみにしているファンも多い。

 

 写真採用の表彰式を、10月26日(土)12:00から、小樽市総合博物館(手宮1)2階研修室で行い、採用された小樽・札幌の写真愛好家5名と、川原静雄選考委員長らが出席。大渕会長から賞状と副賞が贈られた。

 

 大渕会長は、「小樽の景色を各地に発信するこのカレンダーの景色は、和ませてくれる」と述べた。

 

 今年は、応募者12名で総数71点の応募があり、9月末に川原選考委員長による厳選なる審査の結果、次の5名・6点が選ばれた。

 

掲載月 タイトル 氏名
 1月・2月 「塩谷海岸冬景色」 木村 修
 3月・4月 「春爛漫」 藤田 哲
 5月・6月 「華の時代 小樽市役所」 小林セイ
 7月・8月 「クルーズ船見送り」 北 宏保
 9月・10月 「初秋の運河」
 11月・12月 「高島漁港」 嵯峨秋雄

 

 川原選考委員長は、「昨年1年間、自宅でカレンダーを見ていた。写真としては良いが、カレンダーとしてはコントラストが強く、黒い部分が多い写真は見づらく、できるだけ明るい写真で、2ヶ月間飾っても見飽きない写真を選考した。撮影場所が重なっているものも多くあり、各季節の写真を提出してもらいたい」と述べ、掲載写真6点について、次回の撮影ヒントとなる詳しい講評を行った。

 

 初応募で2点選ばれた北さんは、「来年と言わず、明日からカメラ片手に写真を撮り続けたい」と意欲を示した。

 

 10月28日(月)から、紀伊国屋小樽店(稲穂2)とレストラントレノ(手宮1)で、1部1,000円(税込)で販売を開始する。

 

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