小樽天狗山ロープウエイ・スキー場 開業40周年

 2019(令和元)年12月で開業40周年を迎える小樽天狗山ロープウエイ・スキー場は、11月22日(金)から冬期営業を開始すると同時に、初の天狗山ソングやオリジナルグッズ販売など特別記念企画を用意した。

 

 1979(昭和54)年12月22日、北海道中央バス株式会社が、小樽市から同スキー場を受け継ぎ、第35回国民体育大会に合わせ、ロープウエイやリフトを整備し営業を開始。1995(平成7)年から、グループ会社の中央バス観光開発株式会社が運営を行っている。

 

 標高532.4mの天狗山は、小樽のシンボル的な山で、山頂からの眺めは北海道三大夜景として、年間16万人の国内外の観光客が訪れている。

 

 小樽ふれあい観光大使で、小樽在住のシンガーソングライター・柿本七恵さんが、小樽をテーマにした5曲目となるオリジナルソング「天狗山」を制作。YouTubeでも配信を開始する。

 

 柿本さんは、同社社長と相談した直後に、子どもの頃から親しんだ山をイメージした曲が浮かび、「その時々の心情で、天狗山からの景色が違って見える。遊歩道や天狗桜など、天狗ならではの特徴をひとつひとつ思い出して作詞し、景色を一緒に楽しんでもらいたいと曲を作った」と説明。

 

 完成した曲は、「ゆっくりと聞ける曲調で、TENGUU CAFEでも流し、四季を通じて聞いてもらえる落ち着きのある曲」と、同社の中野弘章さんも絶賛。冬期営業開始後に、同施設内で定期的に流す予定。

 

 40周年を記念し、30日(土)までスキー場早割シーズン券の販売や、同CAFF割引券やドリンクバー券、夏期ロープウェイ券などの特典がある。

 

 また、開業日を記念して12月22日には、先着40名に記念ポストカードをプレゼント。クリアファイルやポストカードなどオリジナル記念グッズも販売する。天狗山で撮影したベストショット写真を、Instagram(♯tengu40th)に投稿するとプレゼントも用意している。

 

 22日から冬季営業を開始し、ロープウエイに乗らなくても、山麓にソリエリアや初心者スキーエリアの「天狗山スノーパーク」を設置。スキー場は、12月14日(土)のオープンを予定している。

 

 ◎天狗山ロープウエイスキー場公式HP(外部)