積雪18cm 春から冬へ後戻り

 小樽市内は寒暖を繰り返しながら、3月16日(月)に降った久しぶりの大雪も融けて春めいた陽気が続いていたが、23日(月)は朝から雪が降ったり止んだりで、7:00に10cmの積雪が19:00には18cmとなり、春の景色から一気に冬の景色に後戻りした。

 最高気温は7:42に4.8℃を観測。湿った雪が道路状況を悪化させ、通行人は
足元を気にしながら歩き、車も泥はねに注意して走行していた。

 道内173の観測地点で一番積雪が多いのは、上川地方の朱鞠内125cmで、100cm越えの積雪があるのはここだけとなった。後志管内では倶知安で52cm、小樽の18cmの積雪は道内38番目だった。(20:00時点)

 道内104地点ではすでに積雪が0cmとなり、市内勝納町の札幌管区気象台無人特別地域観測所のデータによると、小樽は今シーズン440cmの降雪。少雪の印象だが、昨年よりも46cm多った。

昨年は、春分の日の3月21日に積雪ゼロを記録したが、今年は23日に7cmの積雪となり季節が後戻りしている。

 札幌管区気象台の本日16:35発表は、石狩・空知・後志地方では、23日夜遅くまで、落雷や突風、ひょう、湿り雪に注意を呼びかけ、夕方まで雪の降るところがある見込み。

 ◎気象庁 石狩・空知・後志地方の天気(外部)

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