奥沢水源地水管橋 一般開放

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、様々な施設が閉鎖されている中、 奥沢水源地水管橋の一般開放が、4月25日(土)から始まった。

 水管橋の上からは、落差約21mの水すだれ10段からなる階段式溢流路(約100m)の勢い良く流れ落ちる豪快な水の響きを体感できる。

 5月5日(火)には、周辺の山々で春紅葉が始まり、桜の木々と共に、春ならではの光景に包まれている。

 同水源地は、1914(大正3)年に完成し、小樽の水道水の水源として稼働してきた。1985(昭和60)年には、階段式溢流路の美しい構造が評価され、近代水道百選に。2008(平成20)年には、土木学会選奨土木遺産に選定された。

 2011(平成23)年にダムの堤体に陥没が見つかり、改修には多額の費用が係ることから廃止となった。

 一般開放 4月25日(土)~11月3日(火・祝)10:00~16:00

 天候により中止あり

 ◎奥沢水源地水管橋の一般開放について(外部)

 ◎関連記事