コロナ禍でスポGOMI in おたる リモート開催

 スポGOMI inおたる実行委員会(松代弘之委員長)は、新型コロナウイルス感染症の影響により密を避けるため、遠隔アプリを使ったスポGOMIを、全国に先駆け9月12日(土)に開催。

 

 ゴミ拾いを通じて協働を育み、地域コミュニティを活性化することを目的として、2008(平成20)年に東京都渋谷区で実施して以来、約4万人が参加する全国的なイベントに成長している。

 

 小樽では、2014(平成26)年・2018(平成30)年・2019(令和元)年と、今年で4回目となり、リモートでは初開催となる。

 

 小樽市立松ヶ枝中学校(松ヶ枝2)を本部に、市立北陵中学校(清水町5)と市立潮見台小学校(新富町9)を支部にして、13チーム49名が参加。

 

 9:00から、本部に待機している松代委員長と学生リーダーの松永一紗さん(商大4年)による、Zoom(ズーム)で開会式が行われた。

 

 松代委員長は、「ZoomとCOCOIL(ココイル)を使い、それぞれの場所でゴミを拾い、コミュニケーションを楽しんでもらいたい」と挨拶。

 

 それぞれがゴミを拾う場所に到着するとアプリを起動させ、参加者同士がどこでゴミ拾いをしているのかを知り、密を避けることができる。

 

 チーム紹介と、ルール説明後、本部中学校玄関前に集まった同校生徒で結成の4チーム(15名)が、、出発前の儀式「ゴミ拾いはスポーツだ!」を、全員で声を叫び出発した。

 

 同校バレー部3名で結成の「パイナップル」チームは、「以前に入船公園にゴミが散らかっていたので、今回は綺麗にしたい。とても楽しい」と話し、ゴミを見つけては歓声を上げて、ゴミ袋に集めていた。

 

 終了後は、最寄の支部や本部に戻りゴミを軽量。結果は16:00からの閉会式で発表。

 

 1時間の制限時間内に拾ったゴミの量に歩いた距離を合わせて計算して順位を決め、優勝チームには図書カード5,000円が贈呈された。

 

順位・チーム名 距離P ゴミP 合計P
優勝 潮陵組合 Trush Busters  1,186  15,450  16,636 
準優 MYライトくん 784  15,800  16,584 
3位 松ヶ枝中学校書記局チーム 1,187  14,800  15,987 
4位 MYうさりん    986  12,200  13,186 
5位 The Harbor+ 1,211  10,200  11,411 

 

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