防火・防災ポスター力作11賞表彰 小樽市消防本部

 小樽市消防本部(土田和豊消防長)は、10月8日(木)16:30から小樽市消防庁舎(花園2)で、2020(令和2)年度防火・防災ポスターコンクールの表彰式を行い、受賞作品11点を発表。

 

 火災予防広報活動の一環として、暖房器具の使用等により火災が発生しやすい時期となる10月15日〜31日の秋の火災予防運動に合わせ、火災予防や防災についての理解を深め、この活動を通じて、家庭や学校での防火・防災思想の啓発と高揚が図られることを目的に、火災予防や防災をテーマにしたポスターを募り、毎年この時期に表彰式を行っている。

 

 これまでは市内小学生を対象としていたが、今年度から中学生にも対象を拡大。小学生58点・中学生32点の作品が集まり、土田消防長や各協力団体による選考委員会が開かれ、小樽市消防長賞をはじめ、小樽市防火協会会長賞など11点が選ばれた。

 

 参加した受賞者1人1人に、土田消防長から賞状と副賞が贈呈された。

 

 土田消防長は、「選考委員会では、大変良く描かれ力強い絵と高く評価された。家庭に戻ったら、火災・防災についてみんなで話す機会になればと思う。来年もぜひ応募してもらいたい」と話した。

 

 小樽消防設備協会会長賞(中学生の部)を受賞した向陽中学校1年の増井陽琉君は、「小学生の頃から応募し、今回2回目の受賞で嬉しい。火事になったら、大事な物が燃えてしまうと考えながら、“大切な物失う前に火の用心”の文字をポスターに入れた」と話した。

 

 なお、応募作品すべてを展示するポスターコンクール作品展を、10月16日(金)~23日(金)にウイングベイ小樽(築港11)5番街2階ハイタッチコートで、10月23日(金)~30日(金)に市役所(花園2)渡り廊下で展示する予定。

 

 ◎小樽市消防本部(外部)

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