小樽市青少年スポーツ賞 西陵中石川蘭さん

 2020(令和2)年度小樽市青少年スポーツ賞は、市立西陵中学校(富岡2・及川年彦校長)2年の石川蘭さん(14)が受賞し、3月23日(火)12:10から同校4階図書室で表彰式が開かれ、林秀樹教育長から表彰状と楯が手渡された。

 

 石川さんは、2019(令和元)年度と2020(令和2)年度の北海道ジュニア陸上大会800mで2連覇し、令和2年度ではさらに1500mでも優勝。全国大会へ出場するなどの優れた成績が認められた。

 

 林教育長は「悔いのないように頑張ってください」と激励。

 

 石川さんは、「素晴らしい賞をいただき、日々頑張ってきて良かった。これから中学3年になるが、全道・全国で活躍できるよう頑張ります」と意欲を示し、「今年度は全国大会で2位だったので、全国大会で優勝したい」と、今後の目標を語った。

 

 陸上部顧問の佐藤千明教諭は、「練習メニューが終わっても頑張っている。スキージャンプもしているので、見えない疲労があり、ケアをしながら指導していきたい。3年生では日本一を目指してもらいたい」と期待した。

 

 小樽市沖津基金青少年スポーツ事業は、1984(昭和59)年5月に、故沖津寅太郎・安子夫妻から、青少年のスポーツ振興を図る資金に充ててほしいと寄附があり、市教育委員会は、沖津寅太郎・安子青少年スポーツ振興資金基金を創設。

 

 1985(昭和60)年から、全国大会出場の助成のほか、スポーツにおいて優れた成績を挙げ、学校生活でも他の模範となる児童生徒に栄誉を讃えるため、小樽市青少年スポーツ賞を授与している。

 

 2019(令和元)年度までに、13団体・124個人(小学生18名・中学生28名・高校生78名)が受賞している。

 

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