エゾヤマザクラ等の桜の名所としても人気スポットで、通年を通して市民の憩いの場である長橋なえぼ公園(幸1)では、春の使者のフキノトウや、ミズバショウの白い仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞が開き、春の到来を告げた。
4月4日(日)は休日とあって、散策を楽しむ人々が行き交った。園内の雪も随分と溶けたが、この日の日中の気温は、6℃前後と寒い日となった。
同園内散策路の途中にあるミズバショウの池には、雄のカモが悠々と泳ぎ、産み落とされたばかりのカエルのたまごがあった。その水際にミズバショウがこじんまりと咲いている。
もうひとつのミズバショウの池の周辺も雪が溶け、ミズバショウが顔を出していた。仏炎苞は花ではなく、中心部の黄色い部分が花と呼ばれるそうだ。
園内の情報センター「森の自然館」は、11日(日)のオープンを予定している。