令和3年小樽市議会第2回定例会 市長提案説明

 6月8日(火)10:00から、令和3年度小樽市議会第2回定例会が開かれ、常任委員の所属変更、議会運営委員と公共施設の再編に関する調査特別委員の辞任及び選任、迫俊哉市長による提案説明が行われた。

 

 提出議案は、令和3年度各会計補正予算をはじめ、子育て支援事業資金基金を新たに設置する条例改正案等や報告、本日提出された議案13号小樽市非核港湾条例案と合わせて16件。会期は、本日から6月28日までの21日間と決定した。

 

 一般会計補正予算の主なものとして、国の新型コロナウイルス感染症対策予備費の使用に対応した、低所得のひとり親世帯以外の子育て世帯へ向けた生活支援で、対象児童1人あたり5万円を支払う、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費。

 

 入院患者の医療費を公費負担する新型コロナウイルス感染症対策事業費、自宅で療養する患者に対して食料品及び日用品を配達するクラスター対策事業費は、増加を見込み増額。

 

 市内経済活動への対策として、市民に消費喚起し、中小・小規模事業者の事業継続を支援するおたるプレミアム付き商品券事業費、宿泊事業者や観光事業者への支援として、宿泊施設誘客推進加速化事業費補助金などを計上した。

 

 アイアンホース号の客車改修やイベントを行う、鉄道歴史体験プログラム事業費を計上するなど、一般会計における補正額は5億2,398万5千円増となり、財政規模は581億9,478万8千円。

 

 条例改正案では、子育て支援のために寄付を受けたことに伴い、子育て支援事業の資金とする目的で、子育て支援事業資金基金の新たな設置や、児童厚生施設のいなきた児童館・とみおか児童館・塩谷児童センターを、こども未来部で一括管理することに伴う所要の改定を行う。

 

 専決処分報告については、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費、及び高齢者施設等職員PCR検査事業費に係る予算を措置するために、4月13日に専決処分した件と他2件の3件。

 

 松岩一輝委員が総務常任委員から厚生常任委員に、須貝修行委員が厚生常任委員から建設常任委員に、高木紀和委員が建設常任委員から総務常任委員に、常任委員の所属変更を行った。

 

 議会運営委員の須貝委員が辞任し、後任に松岩委員とし、公共施設の再編に関する調査特別委員の山田雅敏委員が辞任し、高木委員を指名した。

 

 本会議終了後に、全国市議会議長会表彰伝達式が行われ、10年以上議員として市政発展に努めた、川畑正美議員と佐々木秩議員が表彰を受けた。

 

 9日(水)から13日(日)まで休会とし、14日(月)に会派代表質問が始まり、高木・秋元両議員が質問に立つ。

 

 ◎小樽市議会本会議〜日程・質問通告・提出議案等(外部)

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