小樽まつりトラックで神輿渡御 入船六三町会

 小樽まつりと呼ばれ市民に親しまれている、小樽総鎮守住吉神社例大祭(7月14日〜16日)が、昨年に続き役員による神事のみで行われ、露店や神輿などを自粛取りやめとなったの受け、神社近隣の入船六三町会(山内ミエ子会長)では、本祭の7月15日(木)に合わせ、トラックによる神輿渡御と、会館を訪れた子どもたちに菓子を配った。

 

 同町内会は、同神社に隣接しているため、年間行事として、子どもから高齢者までが参加できる露店と子ども神輿を盛大に実施しているが、新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年から中止を余儀なくされている。

 

 外出を自粛している高齢者にまつり気分を味わってもらおうと、4日(日)にまつりののぼりを町内に設置し、約70袋の菓子を用意するなど準備を行ってきた。

 

 15日は13:30から、役員らが会館前に集まり出発式が行われ、今年創立70周年の節目の年を迎える同町会として、祭典実行委員長は、「力を合わせて、地域の皆さんに喜んでもらえらば」と挨拶。

 

 トラック神輿は、太鼓と笛の祭り囃子のテープを流しながら、ゆっくり巡回するチームと徒歩チーム13名が参加して、天上寺〜聖ケ丘〜同神社周辺を2時間かけて神輿渡御を行った。

 

 囃子の音を聞きつけて、人々が玄関口に出て来ると、停まって神輿を振るなど、安全と健康を願った。

 

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