NPO法人北海道鉄道文化保存会(清水道代理事長)では、夏休みの思い出にと、8月7日(土)~9日(月)の3日間でレールカーニバルin おたるを開催。
廃線になっている旧手宮線の中央通りから道道小樽港稲穂線までの片道450mを、足漕ぎ軌道自転車(トロッコ)を運行させた。
GWの開催と同様に感染対策を徹底し、乗車希望者は、原則事前予約としているが、当日の空きがあれば乗車できる。
今回のスタッフは、3日間でのべ40名以上を予定。初日は、潮陵高校すけっと同好会3名と同会会員や市役所など有志12名が、30℃以上の厳しい暑さの中、トロッコの運行に協力した。
連日30℃以上の真夏日が続き、3連休にしては人通りが少なく、トロッコに乗れるチャンスとあって、全国各地から乗車体験を楽しむ人が集まった。
同校1年の久保茉央さんは、「初めての参加で、踏切係を任され、車を優先させるよう旗で合図した。ひやっとしたこともあったが、機会があれば、また参加したい」と話した。
東京から訪れた家族連れ小4の女子は、「線路で乗れるところはあまりない。見てる方も乗る方も楽しいと思う。帰りは坂道で大変だった」と話していた。
清水理事長は、「夏休みの子どもたちの絵日記の話題にと実施した。暑い日が続いているが、トロッコに乗って潮風を感じながら楽しんでもらいたい」と話した。
レールカーニバルinおたる 8月7日(土)~9日(月)10:00~17:00
受付:駅前通り旧手宮線入口 小学生以上500円
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