北海道大会へ向け始動! 北陵中女子ソフトテニス部

 小樽市立北陵中学校(清水町5・岡本清豪校長)女子ソフトテニス部(齊藤・高橋両顧問・部員10名)は、10月末に開催された各地区中体連新人戦北海道大会出場選考会ソフトテニス団体部門で優勝。12月25日(土)・26日(日)に滝川市スポーツセンターで開催される北海道大会へ、団体戦で初めての出場を決めた。

 

 後志代表を決める同選考会には8校が出場し、決勝戦で桜町中学校と対戦。個人で強い人もいたが、粘り強さで優勝を決めた。

 

 全道大会へ向けた技術向上のために、11月20日(土)14:00〜17:00、同校体育館で、ソフトテニスプレイヤーによる特別指導が行われ、1・2年生9名の部員が参加し、正しいスイングや動き方の指導を受けた。

 

 講師は、北海道科学大学高等学校ソフトテニス部コーチで、2020(令和2)年にヨネックス国際大会ダブルスで3位の成績を持ち、2021(令和3)年国体代表選手の榊原健太さんが務め、スポーツ用品メーカーのヨネックス株式会社札幌営業所の協力で実現した。

 

 榊原コーチからは、テニスは相手の様子を見て考えるゲームだ説明され、ストロークの大切さ、ボールを打つ時の右から左への体重移動と腰の回転、すぐに動ける姿勢を意識するなどの指導を受けた。

 

 佐藤華奈部長と奥名杏莉副部長は、「全部の試合が終わり優勝し、みんなと抱き合って喜び嬉しかった」と振り返った。

 

 佐藤部長は、「戦う相手の行動を見ながら試合ができなかったので、考えながら試合をするなど、自分たちに足りないところがあるが、一試合でも多く勝ちたい。行けない2人の分も一緒に頑張り、良い報告をしたい」と話し、奥名副部長は、「全道大会はみんなで出場するつもりで、行けない1年生のことも考えながら頑張りたい」と意気込みを語った。

 

 ケンコーカップ第43回中学生団体対抗ソフトテニス大会は、12月25日(土)に男子、26日(日)に女子が実施され、道内から男女各16チームで戦い、3ペア対抗の点取りによるトーナメントを無観客制で行われ、応援生徒や保護者は入場できない。

 

 ◎小樽市立北陵中学校(外部)

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