勧仁塾道場杯空手道選手権 選手の力と技を発揮

 

 

 北海道勧仁塾道場(山村弘一主席師範)は、12月5日(日)10:00から、いなきたコミュニティセンター(稲穂5)4階体育室で、第46回勧仁塾道場杯争奪空手道選手権大会を開催した。

 

 昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で縮小して実施されたが、
今年は全道各地から110名の選手が集まり、空手道の精神に則り、切磋琢磨した力と技を発揮し競技に臨んでいた。

 

 開会式では、選手一同が整列し、多くの来賓が出席する中、山村大会長が、「選手の皆さんは、日頃の鍛錬を十二分に発揮して、正々堂々と競技することを期待する」と激励の言葉をかけた。

 

 迫俊哉小樽市長は、「やればできるという思いを持ちながら、1人1人が持っている可能性を切り開いてもらいたい。日頃鍛えた技を十二分に発揮し、悔いのないように戦ってもらいたい」とエールを贈った。

 

 木村友哉さん(勧仁塾道場本部)と長澤来音さん(勧仁塾道場前田)が、「我々選手一同は、空手道精神に則り、日頃の練習の成果を精一杯発揮し、正々堂々と戦う事を誓う」と選手宣誓を行い、10:30から3面のコートで形の試合が始まり、緊張した雰囲気が漂った。

 

 幼年の部では、始めて間もない選手もいて、それでも一生懸命に競技をしていた。学年が上がるにつれ迫力も増し、会場いっぱいに掛け声が響いていた。

 

 表彰式では、山村大会長から賞状と楯・メダルが渡され、選手に笑顔がこぼれた。

 

 小学校1・2年生中級男子の部で優勝した宮森咲佑君(7歳・札幌空手道倶楽部)は、「空手を始めて1年目。毎日練習して今回3回目の大会だった。初めて優勝できて嬉しい」と喜んでいた。

 

 午後からはコートを2面にして、2人ずつ対戦する組手の競技が始まり、上段蹴りなどの技が決まると拍手が沸き起こっていた。

 

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