小樽市総合博物館本館(手宮1・石川直章館長)では、12月23日(木)11:00から実験室で、ミュージアムラウンジ「大人のラボ!?ローズキャンドル作り」を初開催し、事前に応募した女性6名が参加し、バラの形のキャンドル作りを体験。
同館の能瀬晴菜学芸員と鈴木博子学芸員が講師を務め、参加者は、ミツバチが巣を作る材料として分泌する蜜蝋を使用し、溶かした蝋を丸形に固めて花びらにした。
蜜蝋は、塩谷の岩崎みつばち園で採集されたもので、ビデオを見ながら、はちみつを採るところや、女王バチや働きバチ、オスバチの説明を聞いた。
ロウソクの芯に花びらを数枚巻き付けたパーツが予め用意され、花びらを付ける作業から始まり、蝋の厚さや花びらの大きさなどアドバイスを聞きながら、徐々に形ができ上がり笑顔が溢れた。
1時間で2個のローズキャンドルが完成し、ローズの香りをつけてラッピングしてもらい終了。
参加者の1人は、「キャンドル作りは初めてで、自分では上手くいったと思う。飾って楽しみたい」と喜んでいた。
担当学芸員は、「子どもを対象にした講座が多い中、あえて高校生以上を対象にして初開催してみた。定員にも達し、皆さん楽しまれて良かった」と話した。