小樽菁園中吹奏楽部 全国大会最優秀賞受賞

 小樽市立菁園中学校(花園5・宮澤知校長)吹奏楽部は、創部以来初の公益財団法人日本音楽教育文化振興会主催の第27回日本管弦楽合奏コンテスト全国大会中学校S部門に出場し、20校中6位以内にあたる最優秀賞を受賞。

 

 12月22日(水)16:00から市役所(花園2)2階市長応接室で、宮澤校長と桑原竜也顧問、江本彩華部長(3年)と野曽原凜々花副部長が、迫俊哉市長を表敬訪問し受賞を報告した。

 

 江本部長は、「成績をネットで知った時は、実感が湧かなかったが嬉しかった。ソロで演奏するところもあったし、みんなと息を合わせて演奏するところも大変だった。後輩には、私たちよりも違った良さを活かして賞を取ってもらいたい」と受賞を喜んだ。

 

 迫市長は、「吹奏楽は中学に入ってから楽器に触り、こんなにも成長できるのかと可能性やポテンシャルが発揮され、いつも素晴らしいと思っている。指導者の力や工夫もあり、伝統が積み上げられてきたと関心している。全国の舞台でも評価され嬉しく思う」と述べた。

 

 同コンテストは、全国の小中高校を対象に、木管楽器・金管楽器・打楽器を中心とした自由な編成で審査を行い、演奏時間は7分以内で曲は任意。

 

 9月28日(火)~10月2日(土)に、CDによる予選審査会があり最優秀賞に選ばれ、見事、全国大会へコマを進めた。全国大会もCDによる審査が11月20日(土)に行われた。

 

 3年生引退前の部員31名のうち、3年生全5人、2年生10人の15名を編成。背伸びして「グロリファイド~エンゲルバーグによる幻想曲」を桑原顧問が選曲し、「3年生5人が活躍できる曲で、菁園中吹奏楽部の良さが出せると挑戦した」という。

 

 野曽原副部長は、「いつもの曲よりも難しいため、変更するのかと思っていた。最初にクラリネットを私も含めて3人で吹くところがあり、合うように練習した。最優秀賞を受賞でき、みんなの努力が実ったと感じた」と話した。

 

 11月23日(火・祝)14:00から、小樽市民会館(花園5)大ホールで開催された恒例の定期演奏会で最優秀賞受賞を報告した。

 

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