小樽住吉神社の花手水 人気のガーベラでスタート

小樽総鎮守の住吉神社(住ノ江2・星野昭雄宮司)では、3年前から実施している花手水が、今年も5月13日(金)に設置され、訪れた人々の目を楽しませている。

 

 新型コロナウイルス感染症の拡大を懸念して、参拝者の手を清める手水
桶の使用を止め、その代わりとして花を生けておもてなしをしようと、小樽フラワー(鈴木秀典代表取締役)によって、2020(令和2)年7月から設置され、毎回注目されている。

 

 今年も、鈴木代表取締役によって生けられ、23日(月)まで10日間設置し、10月中旬まで9回の実施を予定。

 

 同代表は「初回は、一番人気もあり色の種類も多く鮮やかなガーベラを使おうと思った。ポイントとなるスズランは、地元に咲いていたものを使用した。コロナの感染も収束がなく、密にならないように楽しんでもらえればと思う。風が吹くと生けた花が動き、見る度に表情を変えてくれる」と話している。

 

 色とりどりのガーベラの中に、装飾のひとつで、奉納されたばかりの水の守護神・龍の口(たつのくち)が映えて、あまりの鮮やかさに心癒された参拝客は、スマートフォンなどで撮影を行っていた。

 

 同神社神職は、「手水にひしゃくが使えないコロナ禍で、皆さんに少しでも心安らいでいただきたいと、花を生けさせてもらっている」と話した。

 

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