小樽市望洋台地区 小中学校一貫への取り組み

 6月6日(月)、小樽市立望洋台小学校(伊藤仁弥校長)を会場に、同校と市立望洋台中学校(及川年彦校長)の小中一貫の取り組みとして、教科ごとに教諭が分かれて部会を行った。(写真提供:小樽望洋台中学校)

 

 昨年度から従来より行ってきた英検等の内容に加え、教科ごとに10部会に分かれ、今後の学習指導の充実に向け、積極的な話し合いが行われた。

 

 国語部会に参加した、高地良博実中学校教諭は、「自校の生徒の習得すべき基本的な内容について、小学校教諭と連携することにより、きめ細かな指導に役立てることができる」と感想を述べた。

 

 安達直樹小学校教頭は、「中学校入学時に、生徒が身に付けているべき学力はもちろん、中学校教諭の指導の充実に向け、小学校でもできる限りのことをしたい」と述べた。

 

 担当である柴田靖士中学校教諭と瀬賀大介小学校教諭は、「昨年度、同取り組みを推進し、確実に互いの校種における指導の充実につながる交流が図れた。今年度もさらに推進したい」と話していた。

 

 本年度は、長期休業を活用した授業参観・分掌部会・全教職員相互参加による公開研究会等、昨年度より一歩進んだ内容の充実を図る予定であるとしている。