“小樽四季のうた”で3年ぶりの盆踊り 花園連合町会

 

 

 小樽花園連合町会(堀口雅行会長)では、夏の風物詩となる盆踊り大会を、例年よりも短縮し、8月13日(土)・14日(日)の18:30~20:00、グリーンロードをお祭り広場にして、3年ぶりに櫓を設置して提灯を灯し開催した。

 

 今年は、札幌在住でFMおたるパーソナリティの社美樹人さんが、小樽をテーマに作詞し、みさきいちろうさんが作曲した“小樽四季のうた”を、同町会に住む花柳寿喜仁さんが振り付けし、オリジナル盆踊り曲として発表。従来の子供盆踊り唄と北海盆歌とともに踊った。

 

 小樽四季のうたは、♪ヤーレンソーラン 小樽良いとこ なんどもおいで♬の歌詞があり、観光都市小樽に相応しく印象深いフレーズで馴染みやすい曲。

 

 18:45頃から開会式が開かれ、堀口会長は、「小樽良いとこなんどもおいでと、1人1人が胸を張って観光客を迎えられるよう花園町から発信したい」と挨拶。

 

 迫俊哉市長は、「最近では、市内の町内会では盆踊り大会が行われなくなってきているが、花園連合町会では、お付き合いを大事にして、グレードアップした盆踊り大会が開催され、心強く思っている」と述べた。

 

 この曲を歌う演歌歌手の北野都さんも東京から駆け付け、「今日は楽しいひと時を一緒に過ごしたい」と挨拶した。

 

 北野さんの歌声で盆踊りがスタート。浴衣を来た市民らは、新しい曲に合わせて踊り、大いに盛り上がった。

 

 浴衣を来た子どもたちも沢山集まり、子供盆踊り唄に曲が変わり、迫市長も交えて踊りの輪が広がった。

 

 日も暮れた頃には、観客も合わせて約200名が会場に集まり、小樽の短い夏を盆踊りと共に満喫していた。

 

 盆踊り担当の同町会加盟の西4町会・島会長は、過去の盆踊りに思いを馳せ、「盆踊りは、家族ぐるみで賑わう行事」と、今年の開催を満足していた。

 

 2日目の14日(日)は、18:30から子ども仮装大会が開かれ、豪華賞品を用意している。

 

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