小樽市制100周年記念「迷路や3D海図で海を学ぼう!」開催

 市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)では、市制100周年記念事業「海で拓かれた北海道の過去・現在・未来」として、船の科学館「海の学びミュージアムサポ—ト」の特別協力を受け、9月29日(木)まで、図書館での催しは初となる「図書館で海を学ぼう」を開催している。

 

 関連事業として、小樽港の歴史を学ぶ立体迷路に挑戦!を9月17日(土)〜19日(月)限定で開催し、3D海図や制服制帽着用体験が29日(木)まで開かれていて、17日(土)は連休初日とあって、多くの家族連れが訪れ、海に関する催しを楽しんでいた。

 

 海中をイメージして魚など海の生物が展示された同館2階視聴覚室には、用意された3問の問題を正解すると前進できるが、不正解では行き止まりになってしまう仕組みの立体迷路が、職員により手作りされていた。

 

 天井にも魚が泳いでいるように展示され、巨大なエイやクジラ・タツノオトシゴとともに、子どもたちが紙コップから作った魚も展示され、海に関する絵本も用意して貸出可能のとした。

 

 子どもたちはクイズに挑戦しながら、展示された海の生き物を観察したり、迷路を行ったり来たりして楽しんでいた。

 

 1階エントランスでは、もっと知りたい!海上保安庁と題し、大きな3D海図の上に立って立体メガネをかけて見ると、海溝や海嶺の深さ・広がりを体感でき、海保職員の制服・制帽の試着体験ができるコーナーもあり、子どもたちは興味津々の様子だった。

 

 23日(金・祝)〜25日(日)の10:00〜12:00は、VRによる船内見学体験や巡視艇パトロール体験、ヘリコプターからの降下体験、日本の海の安全を守る仕事について学ぶ。

 

 24日(土)は、中学生以上を対象に海上保安庁職業案内を実施。定員20名で事前申込が必要。

 

 25日(日)は、20名限定で紙芝居「うみがめマリンの大冒険」、海上保安庁マスコットうみまる・うーみんがやってきて、ふれあい体験や撮影会を実施する予定。

 

 ◎2022小樽市制100周年記念事業海で拓かれた北海道の過去・現在・未来ポスター(PDF)

 ◎市立小樽図書館(外部)

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