年越し・正月用の食品調査 小樽消費者協会

 小樽消費者協会調査部では、市生活安全課の協力を得て、年越しや正月用品の価格動向を調査する年末食品試買調査を、12月28日(水)9:30〜13:00に市役所(花園2)で実施した。

 

 同会会員10名が調査員となって市内の市場とスーパー10店舗の商品12品目について、試買調査(9品目)・見取り調査(3品目)を実施した。

 

 11月28日(月)に事前調査を行い、今日の調査と先月と昨年のものを比較し、商品の価格動向を調査した。この他に単価内容量表示や産地の表示についても調べた。

 

 長崎屋小樽店で買い物をしてきた女性調査員は、「野菜の生育が順調だったのか、目立った値上げはなかった。みかんも平年通り、調査品目ではないが牛肉が高値だった」と話した。

 

 調査結果として、前年に比べて全体的に値下がりしていることが分かった。大根・竹の子・里芋・ごぼうは、昨年よりも値上がりしているが、葉物のほうれん草はマイナス8.7%、三つ葉はマイナス22.5%安くなっていた。

 

 三つ葉は、先月と比べると362.8円(100g)だったものが、今月は737.5円と2倍近く高くなっている。

 

 また、中国産の竹の子を試買調査しているが、販売していない店が2店舗あり、国産が主流になってきている。

 

 ◎小樽消費者協会(外部)

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