インフルエンザ警報レベルへ注意喚起 小樽市保健所

 小樽市5定点医療機関から、2月27日(月)〜3月5日(日)の第9週で患者数が154人となり、1定点当たりの患者数は30.8人(速報値)で、インフルエンザの流行が警報レベルに達したと、小樽市保健所(田中宏之所長)が3月8日(水)に発表した。

 

 1定点医療機関当たりの患者数が30.0人を超えた場合、警報レベルとなり、インフルエンザ流行の警報レベルの発表は、2019(平成31)年12月第52週以来となる。

 

 第9週の患者数は前週よりも約3倍増え、患者の年齢層は、0歳〜6歳42.9%、7歳〜14歳50%、15歳以上7.1%で、未就学時や小中学生を中心に発生している。

 

 基礎疾患を持つ人・乳幼児・高齢者が感染すると重症化する場合があり、家庭内感染にも注意を呼びかけている。

 

 保健所では、「マスクや手洗い・うがいなどを徹底し、ワクチン接種をしていない人は接種をするように」と話していた。

 

 市内では、2022(令和4)年12月末からインフルエンザの患者数の増加が見られ、5定点医療機関からの患者数が、2023(令和5)年1月9日(月)〜15日(日)で50名となり、1定点医療機関当たりの患者数10.0人で、注意報レベルに達したと発表していた。

 

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