昨年より8日早い積雪ゼロの小樽

 3月に入って暖かい日が多かった小樽では、雪融けが一気に進み、3月26日(日)14:00に積雪がゼロになった。昨年は4月4日(月)が積雪ゼロを記録し、今年は8日早かった。

 

 今シーズンの冬は雪の降る日が多く、2月には100cm前後の積雪が常にあり、2月26日(日)には、今シーズン一番の積雪124cmを観測するなど、市民は毎日のように雪かきを強いられ、小樽の雪と戦った。

 

 28日(火)には112cmの積雪が、3月に入ると暖かい日が多くなり、15日(水)には半分以下の50cmに。その後も雪は融け続け、25日(金)には8cmとなり、26日(土)13:00には3cm、14:00には積雪ゼロとなった。

 

 積雪ゼロとなったアメダスの小樽観測所は、小樽市勝納町にある小樽特別地域気象観測所の積雪深であって、市内の場所によって雪の量も異なる。札幌では、昨年よりも16日早い3月20日(月)に積雪ゼロを観測している。

 

 道内173の観測地点では、3月26日(日)で積雪が一番多いのは上川地方朱鞠内で130cm、次いで上川地方の音威子府で100cm。後志地方の倶知安は87cmで3番目に多く、赤井川も66cm、蘭越で35cだった。(19:30現在)

 

 小樽の降雪では、2023(令和5)年532cm、2022(令和4)年524cm、2021(令和3)年406cm、2020(令和2)年451cm、2019(heisei31)年394cm。過去5年間では今年が一番多いが、2018(平成30)年570cmを観測している。

 

 3月27日(月)は、雨および雪の予報。気温は、最高気温5℃、最低気温-1℃の見込み。平地でも積雪になる可能性もある。

 

 ◎気象庁〜小樽降雪の深さの月合計値cm(外部)

 ◎気象庁〜小樽3月26日1時間毎の気温・降水量等(アメダス)

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