小樽高島小清掃活動 児童・保護者・町内会など70名参加

 小樽市立高島小学校(高島5・篠崎大作校長)では、学校周辺の環境を整えようと、昨年に続き4月29日(金・祝)9:00から、1〜6年生の児童と保護者・教員・赤岩町会・小樽警察署員ら約70名が参加し、雪が融けて道路脇などに落ちているゴミを拾い集め清掃活動を実施した。

 

 同校周辺に知らないうちに捨てられたゴミで、不愉快な思いをしており、昨年から清掃活動を強化している。

 

 今回は、小樽警察署手宮交番の竹竝佑巡査部長、小樽駅前交番の渡辺拓夢巡査部長、生活安全課の藤嶋陽菜巡査部長、赤岩町会厚生部3名と町会員1名も協力した。

 

 篠崎校長は、「多くの皆さんが学校のために集まってくれてありがたい。今回の清掃活動のコンセプトは“開校140周年”。敷地内も綺麗にしたい。

 

 1年間注意して拾って回り、今年はゴミが落ちていない場所もある。子どものうちから、綺麗なトイレは綺麗に使おうとする心理が働く。学校周辺も同じ。沢山集まってくれたこの姿を、子どもたちに見てもらいたい」と挨拶した。

 

 参加者は、学校裏の土手・バス停側・高島の森・プールの裏・体育館裏の5ヵ所と、特別チームを編成して団地ののり面を清掃活動した。

 

 火ばさみとゴミ袋を持ち、落ちているたばこの吸い殻・空き缶・瓶・プラスチックの破片などを広い集めた。

 

 学校裏の土手にもゴミが捨てられていて、赤岩町会員と子どもたちが連携し、スボンをドロドロにしながら、一生懸命に拾い集め拾ったゴミを数人に渡しながら、土手に置いたバケツまで運んだ。

 

 成田学PTA会長は、「初めて参加した。みんな一生懸命で素晴らしい。同じ所に同じゴミが落ちている。一部の悪い人のためにゴミが落ちている。ゴミは各自で処分してもらいたい」と感想を述べた。

 

 1年生と6年生の姉妹は、ヘルメットを拾ったり初めての経験で楽しかった様子。6年生男子4人組は、「最後のゴミ拾い。自転車・タイヤ・パイプ椅子も拾った」と得意げに話していた。

 

 渡辺巡査部長は、「高島が活気にあふれた町だと感心した。心と町がクリーンになることを願い、私達も安心安全なまちづくりに努めたい」と話した。

 

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