小樽市長橋なえぼ公園 5月の自然観察会

 小樽市の長橋なえぼ公園(幸1)の第2回自然観察会が、5月14日(日)10:00から開かれ、小樽や札幌の草花に興味を持つ14名が参加した。

 

 同園は、町の中にありながら31ha(東京ドーム7個分)もの広さがあり、様々な動植物を観察できる貴重な場所で、市民をはじめ市外からも多くの来園者が訪れ、憩いの場所となっている。

 

 4〜9月に毎月実施される観察会は、同公園内森の自然館に常駐する山本健也指導員がガイド役を務め、園内の季節の植物を観察できリピーターも多い。

 

 今回の観察会では、エゾヤマサクラが終わり、遅咲きの八重桜が楽しめる森の自然館付近の桜や、いろいろな樹木が植えられている場所を中心に、山本指導員手作りの地図を見ながら、咲き始めた草花や木々の特徴などの解説を聞いた。

 

 参加者は、春の心地よい季節の中、初めて出会う花々に感動し、花の名前の由来に耳を傾けて散策を楽しみ、あっという間に予定の2時間が過ぎていた。

 

 山本指導員は、「あまり観察する機会がない東屋の周辺を歩いた。今年初めてのニシキゴロモも咲いていた。9月まで月1回の観察会は、その季節ごとの花々が楽しめる」と話していた。

 

 週2回同公園を散策している女性は、「1人で来ると不安で、大きな道路しか歩かないので、今日は細い道にも入り楽しかった。転ばないように気をつけて、散策を楽しんでいる」と話した。

 

 次回以降の観察会は、6月18日(日)、7月16日(日)・23日(日)第1回親子自然観察会、8月20日(日)・27日(日)外来種抜き取り活動、9月24日(日)、各定員20名。

 

 9月8日(金)〜10月15日(日)は、なえぼフェスタ(みんなの写真展)。

 

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