小樽中央小公園を整備 おたる市民とみどりをつなぐ会

 みどりと花で小樽を元気づけようと、2021(令和3)年12月に発足された、おたる市民とみどりをつなぐ会(石川美樹代表・会員11名)では、6月11日(日)6:30から三ツ山病院向いにある小樽中央小公園(稲穂1)で、花壇整備に取り組み、市立西陵中学校3年生4名とともに、草取りや花植えなどで汗を流した。

 

 同公園は観光地にも近く、まちの中心部にあり立地条件も良いが、市からの冬囲いや除草以外、手入れがなく荒れ放題のままで、綺麗に整備してもっと市民にも利用してもらいたいと、丸山晴美道議会議員が市議会議員時代に、知人を通して声かけしたのが活動のはじまりだった。

 

 市内の花壇整備に力を入れている団体や学校花壇経験者、園芸療法士の瀬川桂子さんなど、植物のエキスパートが集まり、花壇整備の活動や現状・問題点などを聞く会を設け情報交換を行った。

 

 同公園花壇ボランティアの活動日は、第2・4日曜日6:30〜9:00頃と第3金曜日17:30〜18:30。金曜日は夕暮れ時公園浴も。

 

 石川代表は、「綺麗になった公園を見てもらい、市民も緑化に力を入れるきっかけになればと思う。この公園から運河までを整備したい思いがあり、まずは活動を知って見てもらい、近隣住民とも繋がり、○○ロードにして小樽を盛り上げたい」と話している。

 

 同中学校3年生男子4名は、協力して草取りや水やりなどに精を出し、「土づくりのために穴を掘るのが大変だった。来れる時は参加したい」と話していた。

 

 今後、1年中楽しめる公園を目指し、春の桜や藤の後は、秋に向けてコキアを通りに植える作業を行っているところで、キバナコスモスなどで秋も楽しめるようにし、冬はあかり人になって雪像を作ったり雪あかりを灯したという。

 

 昨年から、会場で集めた草や桜の花びらと土を混ぜて発酵させ腐葉土作りも始めた。今年から公園の隅に穴を掘り土を作り、来年には使用できるという。

 

 バスツアー活動も行い、昨年は恵庭開催のガーデンフェスタ北海道を見学し、今年は7月20日に百合が原公園を予定している。現在、会員を募集している。

 

 ◎おたる市民とみどりをつなぐ会(Instagram)